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RISING SUN ROCK FESTIVAL 2007.08.18 LIVE REPORT【後編】

★7曲目『When You Wish Upon A Star』

しっとりとしたメロディラインが奏でられ、始まったのは『When You Wish Upon A Star』。天候にも恵まれ、頭上には多くの星達がまたたく。そんな中、矢沢の歌声に誘われるようにして、私達はしばし夢見心地になってしまう。観客全員が笑みを浮かべ、またある者は目を閉じる――。このあまりにも、ピースフルな空間につられてか、矢沢は遠くを見つめた。(※ステージ上から、矢沢が一歩降りるというサプライズも!その時、観客席から一際大きな歓声が上がったのは言うまでもない。)

☆MC
「夏のフェスティバル、こんな気持ち良いと思わなかったよ!ワシ、毎年やるぞ!」よほど矢沢は今日のステージ&観客に満足したのか、ついにはこんな言葉が飛び出した!

★8曲目『SOMEBODY'S NIGHT』

雷鳴が突如会場全体に鳴り響き、続いて始まった『SOMEBODY'S NIGHT』。そのアダルトな歌詞の世界観からか、この曲は「夜」にぴったりとハマる。矢沢史上、最もダンサブルなサウンドに身を任せ老若男女問わず、誰しもが体全体でリズムを取る――。

★9曲目『夏の終り』

「最後の1曲行きます」そう言って始まったのは『夏の終り』。軽快なリズムのイントロから始まるこの曲は、もう30年以上も前に発売され、当時の若者に大ヒットした。
しかし、ここにいるのは「現在の矢沢」。
過去の楽曲がこうして、また装いも新たに多くの人達の前で奏でられることができるのは、紛れも無く矢沢が今までずっと走ってきたからに他ならない。
頭の中でそんなことを考えていると、過去と現在の矢沢がシンクロしてきて目頭が熱くなる。

そんな中、矢沢は最後に「ありがとう」と大声で叫びステージを後にした。

☆アンコール
ステージは終わったハズだった…。しかし、その場から動こうとしない観客――。鳴り止まない「エイちゃんコール」――。「エイちゃんは、このままでは終わらないハズ!」観客全員が何かを悟ったかのように笑みを浮かべ、ステージ上を見つめる。

★10曲目『止まらないHa〜Ha』

5分が経過した頃だろうか。その時、再度ステージ上に矢沢が姿を現したのである。
「フェス」でのアンコール。その思いがけないサプライズに場内は沸きに沸いた。
アンコール1発目は、タオル投げの代表曲『止まらないHa〜Ha』。「Ha〜Ha」というコーラス、聴いているだけで思わず胸が高鳴ってくるホーンセッション、そして加速するビート――。それらに合わせ「タオル投げ」を今か今かと待ちわびていた観客達が、一斉にタオルを投げる、投げる。
(また、それに合わせてステージ横の大型モニターでは、「E.YAZAWA」のロゴが反転するという演出も!!)

☆MC
ここで、矢沢が本編中にメンバー紹介を忘ていたと告白。アンコールでメンバーを紹介するというハプニングに会場がまた沸いた。

★11曲目『トラベリン・バス』

矢沢の口から、ロックの神様&本日の観客へ感謝の意を表す「Thank you Rock&Roll」という言葉が飛び出し、ラスト『トラベリン・バス』が!!
一気にファンファーレにも似たホーン隊のリズムに乗り、辺り一面は「タオルの嵐」でいっぱいに!!
間奏部分での矢沢と観客同士の「Come On!」「Hey!」のコール&レスポンス。そして、ラストを惜しむかのように観客前方、後方、そして各会場の通路でもタオル投げは行われた。今までにない盛り上がり&一体感を見せ付けてくれた“圧巻”のステージは、正にRSRでのベストアクトだったと言っても過言ではないだろう。

☆ライヴ終了後
終了後、間髪入れずに夜空に舞い上った花火。
それは、正に矢沢永吉のパフォーマンスに文字通り花を添えるものであり、また矢沢から観客へのささやかなプレゼントのように思えた――。

見終えてから周囲のある観客が、「矢沢永吉って、キャリアがあるからすごく重たい音のイメージを持っていたんだけど、実際見てみてそんなの誤解に過ぎなかった。全然理屈抜きに楽しめた」と言っていたのを思い出す。
「夏フェス」。プレイヤー、観客も年齢に関わらず音楽を愛する全ての者達が集う「真夏の祭典」にこうして、昨年の「ROCK IN JAPAN」に引き続き、KING OF ROCK'N ROLLの矢沢永吉が参加することはとても意味があることだと今更ながら、本日の“観客の満足そうな笑み”、いたる所で「最高」という賛美の言葉を聞く度に私は改めて思った。
そうそれは、常日頃矢沢が言っているように「LIVEはナマモノ」。これが一番ストレートかつダイレクトに観る者の心に届いた“結果”ではないだろうか?
思わずMCで飛び出した「今後も夏フェスに参加したい」という矢沢の発言。
ぜひとも、これを実現して欲しいと切に願うと共に、今回の最高のステージを見せてくれた矢沢に心から感謝したい!!
「Thank you Rock&Roll」!

今回のRSRをプロローグにして、10月からは「THE REAL」ツアーへと矢沢は本格的に始動する――。

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